世界の終わり

 

ある牧師が世界は終わると言った。
皆は恐怖におそわれた。
牧師はいつ世界が終わるかは言わなかった。
皆は毎日毎日恐怖に震えていた。
今日か,明日か,明後日か。
月日がすぎて
たしかに地球はなくなった。
たしかに世界はなくなった。
しかしそれは
牧師が死んでからまだ先の
何億年もの後の話だった。
地球の寿命が尽きた。
ただそれだけ。
いつかはおこると
誰もが知ってた。
たった,それだけ。
ある日世界は消えた。
必然と。